看護師にとっても最大の悩みは人間関係



どんな職業、職場でも、なんの問題も悩みもなずっとく働き続けるということは不可能でしょう。看護師という、ちょっと特殊な職業であっても当然そうですよね。
ここでは、実際に転職をした、あるいは転職を具体的に考えたことがある、という看護師さんたちの体験談を集めてみました。
いま転職を考えている看護師さんの参考になればと思います。


先輩看護師の言動が転職のきっかけに

私は総合病院に1年半勤務した後、転職しました。現在は派遣看護師として働いている20代の女性看護師です。

もともと、私は看護師にあこがれていたという訳ではなく、就職先に困らないことや給料が他職に比べ良いことから、高校3年の進路決定時に看護師を目指しました。大学卒業後は進学してこのまま助産師の資格も取ってしまおうかと考えましたが、まずは現場を知ってからでも遅くはないと思い総合病院に入職、NICU病棟に配属となりました。

NICU病棟には何かと個性的なベテラン看護師が多く、個人個人の看護観をしっかり持たれているため、それに反する行動を自分がとると厳しい反応をされることが多かったです。
でも、言っていることは間違っておらず、自分の反省点として素直に受け止めることができることがほとんどで、この環境でしっかり学ぼうという意欲も持てていいました。

ところが入職して1年、業務や病棟での立ち回り方も覚え自分なりに動けていると思っていたある日の夜勤、自分なりに考えてできたと思っていたことを、一緒に夜勤に入っていたベテラン看護師に完全否定されてしまいました。そこから自分の看護に対する自信がなくなり、看護師をやめようと考えるようになりました。

いろいろと引き止められたけれど退職の意思は変わらず

辞めようと考えたとき、まず病棟の同期や両親、病棟師長に相談しました。
病棟師長や教育担当の師長からは、新生児が相手だからこそストレスがたまりやすいのではないかと言われ、成人病棟へ行ってはどうかとも言ってもらいました。それに産休などで看護師が不足気味だったこともあり、退職時期の延長も打診されましたが、退職の意思を面接の度に伝えると納得してもらうことができました。

条件をはっきり決めて転職先を選んだ

結局、看護師という仕事自体は続けることにしました。
転職にあたっては、前職で人間関係やストレスで退職を決意したことから、人間関係は特に重要視しました。また、看護技術が未熟なため、求められる技術やそれらに対するサポートの有無なども職場選択の条件としました。

病院勤務だけが看護師の職場じゃない

現在は看護師の派遣会社に登録し、単発で訪問入浴やデイサービスに行っています。
他にも、総合病院併設の特別養護老人ホームに派遣看護師としても勤めています。大きな病院の付属であることから要介護度は高いですが、ほぼドクターが常勤していることや、ベテラン看護師が多いことから、成人病棟での勤務経験のない不安も解消されました。

ストレスから解放され結果的に転職してよかった

いまは、派遣看護師として様々な職場へ行くことで、たくさんの患者、利用者、職員と関わることができます。そこで自分に合わないと思えば職場を変えることができるため、ストレスの少ない生活ができているのが一番です。また、夜勤を入れていないため自由な時間が増え、転職してよかったと思っています。

私は病棟から逃げたい思いで退職をし、経験を積むために派遣看護師を選択しました。看護師の転職には様々なサービスがあり、それらを駆使してじっくり転職先を吟味することができます。いま転職を考えている他の看護師さんたちも、自分に合った職場が見つかることを願っています。